赤ちゃんに日焼け止めって必要?どんなものを使うべき?

5月くらいになると、薄着でも過ごせるようになり、絶好のお散歩の季節といえます。仕事が休みの日はママに代わってパパが子どもと公園に行くという方も多いのではないでしょうか。ただ、この時期くらいから日差しが強くなるので、日焼け止めを塗った方がいいのかな…と迷うパパも少なからずいるかと思います。
赤ちゃんに日焼け止めを塗る必要はあるのか、塗るならいつからなのか、そんな日焼け止めに関する素朴な疑問を解決します。

赤ちゃんにも日焼け止めは必要?

赤ちゃんの肌は大人が思っている以上にデリケートで、強い紫外線に長時間さらされると重症化しやすく、赤く腫れあがったり、水疱ができたりします。赤ちゃんを紫外線ダメージから守るためにも、紫外線が強くなり始める4月~9月ころは特に日焼け止めによるケアが必要です。

いつから塗っていいの?

日本小児皮膚科学会によれば、日焼け止めは小さい赤ちゃんからから使うことができるとされています。明確に何歳からという線引きはされていません。逆に何歳未満は日焼け止めを使ってはいけないという規定もありませんので、一緒にお出かけする時間が長くなってきたら、日焼け止めはしっかり塗るようにしましょう。

日焼け止めを選ぶポイント

ベビー用、子ども用と書かれたものを選ぶ
女性に比べると、男性は日常的に日焼け止めを塗っている方が少ないので、日焼け止めのことはよくわからない…という方も多いかと思います。
日焼け止めにはさまざまな種類があり、中にはしっかり「ベビー用・子ども用」と表記されたものがありますので、購入するときは注意してくださいね。

ノンケミカルのものを選ぶ

ノンケミカル日焼け止めというのは、紫外線吸収剤が使用されていないという日焼け止めのことです。化学合成成分である紫外線吸収剤は肌への刺激が大きいので、赤ちゃんに限らず、敏感肌な大人も要注意とされています。

防御指数の低いものを選ぶ

日焼け止めのパッケージを見ると、「SPF」と「PA」というものが書かれていると思います。SPFの隣の数字が大きく、PAの隣の+の数が多いほど防御効果は大きくなりますが、それだけ肌への負担も大きくなります。そのため、赤ちゃんの日焼け止めはSPF15~20、PA++を目安に選ぶようにしましょう。海や山に行くときは、SPF20~40、PA++~+++くらいがおすすめです。

お湯や石けんで落とせるものを選ぶ

大人と違ってクレンジング剤を使うわけではありませんから、お湯やベビー用の石けんで簡単に落とせるものを選ぶようにしてください。

日焼け止めの正しい塗り方

赤ちゃんは自分で日焼け止めを塗ることができませんから、お出かけ前にパパが正しく塗ってあげてください。
環境省が出している紫外線保健指導マニュアルによると、顔に塗るときは、クリーム状に出るタイプはパール粒1個分、液状に出るタイプは1円玉1個分を手のひらにとり、それを額・鼻の上・両頬・あごにわけて付けます。まんべんなく塗り伸ばし、もう一度同じ量を重ね付けしてあげるとより効果的なようです。
腕や足など広範囲に塗る場合は、容器から直接だし、クルクルと円を描きながらむらなくのばしてください。
赤ちゃんはとても汗っかきなので、2時間おきくらいに塗りなおしてあげましょう。

日焼け止め以外の対策を合わせてチェック

お出かけの時間帯を選ぼう!

1日のうちでもっとも紫外線の量が多くなる時間帯というのが、午前10時~午後2時とされています。夏の場合は気温も上昇しますので、できる限りこの時間を避けるか、外出するとしても短時間に留めるようにしましょう。

日陰で遊ばせよう!

日陰に入れば紫外線が約50%カットされるので、日陰を選んで遊ばせるようにしましょう。

身に着ける帽子や衣類にも気をつけよう!

つばの広い帽子や、長そで、長ズボンを着用させることで紫外線から肌を守ることができます。あったかいから半そで、半ズボンでいいか!と思ってしまいがちですが、紫外線対策としては肌の露出が少ない方が良いことを覚えておきましょう。

日焼け止めを塗るリスクより塗らないリスクのほうが高い!

赤ちゃんの繊細な肌に日焼け止めって果たして塗ってもいいものなんだろうか?と悩んでいる方はかなりいると思います。しかし、赤ちゃんの日焼けは重症化しやすいという特徴があります。さらに、赤ちゃんのうちに過剰に紫外線を浴びると、大人になってから皮膚がんや白内障になる可能性が高まるとされていますので、長時間外に出る場合は、日焼け止めを塗るリスクよりも塗らないリスクのほうが大きくなってきます。
日焼け止めによる肌トラブルが心配な場合は、いきなり広い範囲に使うのではなく、まずは狭い範囲でパッチテストを行っておくようにしましょう。

参考文献

日本小児皮膚科学会